読者さんエアコン、何度に設定すればいいんだろう…。
うちのチワワ、暑いのか寒いのか分からなくて。
結論からお伝えすると、チワワの適温は夏が25〜28℃、冬が20〜22℃、湿度は50〜60%あたりが目安と言われています。
ただし、この数字はあくまで出発点。
体の小さいチワワは、人が快適に感じる室温でも暑すぎたり寒すぎたりします。
床に近いところで過ごすぶん、体感している温度が人とは違うんですよね。



我が家は田舎の風通しがいい家だったので、夏もエアコンはほとんど使いませんでした。ただ、これは住まいの条件にかなり左右される話です。
この記事では、季節ごとの温度の目安・温度計を置く場所・その子のサインの見分け方まで、12年チワワと暮らした経験からまとめました。


【この記事を書いた人】
- チワワ飼育歴12年(初代ぽぽ・2代目ぽぽ)
- エアコンに頼らない夏と、こたつが手放せない冬を12年見てきた
- プレミアムフードの成分表示・口コミを調べて比較検証
チワワの適温は何度?季節別の目安
よく言われている数字がこちらです。
| 季節 | 室温の目安 | 湿度の目安 |
|---|---|---|
| 夏 | 25〜28℃ | 50〜60% |
| 冬 | 20〜22℃ | 40〜60% |
| 春・秋 | 20〜25℃ | 50〜60% |
この表を見て私が感じるのは、チワワが快適な範囲は思っているより狭いということ。
上と下でたった8℃しかありません。
夏は25〜28℃が目安
犬は人のように汗で体温を下げられず、ハアハアという呼吸で熱を逃がします。
そのため湿度が高いと、同じ室温でも熱がこもりやすくなるようです。
28℃を超えたあたりから注意、と言われることが多いですね。
くわしい対策はチワワの夏の暑さ対策|熱中症を防ぐ工夫にまとめています。
冬は20〜22℃が目安
チワワは体が小さく、被毛もそこまで厚くありません。
体温を保ちにくい犬種と言われていて、人が「ちょっと肌寒いかな」という室温でも寒すぎることがあります。
寒がるサインや防寒のやり方はチワワは寒がり犬種?こたつ猫化した理由と対策でくわしく書きました。
見落としやすいのは「湿度」
温度ばかり気にして、湿度を見ていない家庭は多いのではないでしょうか。
梅雨どきは室温が26℃でも、湿度が80%あれば体感はかなり違います。
温湿度計は数百円から買えるので、ひとつ置いておくと判断がぐっとラクになりますよ。
数字より確実な「その子のサイン」
温度計の数字より当てになるのは、犬の様子でした。
同じ25℃でも、年齢や体格で感じ方が変わるからです。
暑いときに出やすいサイン
- 口を開けてハアハアという呼吸が続く
- フローリングや玄関のタイルに体を伸ばして寝る
- 水を飲む量が急に増える
- ごはんを残す・動きたがらない
寒いときに出やすいサイン
- 体を小さく丸めて動かない
- 毛布やこたつ、飼い主の足元から離れない
- 小さな震えが続く
- 耳や足先がひんやりしている
ただし震えは寒さ以外の原因でも出ます。
暖かい部屋なのに震えが続く、ぐったりしているといったときは、動物病院に相談してください。
温度計は床から30cmの高さに置く
これは意外と知られていないのですが、置く場所を変えるだけで数字が変わります。
エアコンのリモコン表示は、人が生活する高さの温度です。
床の近くで過ごすチワワの体感とは、ずれることがあります。
- 温湿度計は床から30cmほどの高さに置く
- ケージやベッドのすぐ近くが理想
- 直射日光が当たる場所・エアコンの風が直撃する場所は避ける
天井近くと床付近では、数℃違うこともあるようです。
「リモコンは26℃でも、床は29℃」ということが起こりえます。
子犬とシニアは目安が変わる
同じチワワでも、年齢によって快適な温度は変わってきます。
| 時期 | 冬の室温 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 子犬 | やや高め | 体温調節が未熟 |
| 成犬 | 20〜22℃ | 標準の目安でOK |
| シニア | やや高め | 筋肉が落ち冷えやすい |
とくにシニア期は、若いころと同じ環境では寒そうにすることがありました。
体が痩せてくると、それだけ熱を保ちにくくなるのだと思います。
留守番中の温度管理についてはチワワの飼い方 共働き|安心留守番の7つのコツも参考にしてみてください。
【体験談】エアコンをほとんど使わなかった我が家
ここは正直に書きます。
我が家は12年間、夏でもエアコンをほとんど使いませんでした。


田舎の昔ながらの家で、風通しがとても良かったからです。
やっていたのは、次のようなことでした。
- 窓を全開にして風の通り道をつくる
- 扇風機で空気を動かす
- 凍らせたペットボトルを置き、1日2〜3回交換する
- ひんやりマットを敷いておく
- どうしても暑い日だけ、エアコンを28℃に設定する
留守番中も、就寝中もつけていませんでした。



ただ、これは「風が通る家だった」という条件があってこそでした。同じやり方を、そのまま真似してほしいとは思っていません。
マンションや気密性の高い住宅では、留守番中に室温がぐんと上がることがあります。
環境が違えば、答えも変わるんですよね。
大事なのは「何度に設定するか」より、その子がいる場所が何度になっているかを知ることだと感じています。
まず温湿度計を床の近くに置いてみてください。
冬はこたつと湯たんぽから離れなかった


夏と対照的に、冬は暖房がないと動きたがりませんでした。
こたつに入ったまま丸くなり、足元の湯たんぽからも離れない。
「チワワなのに猫みたいだね」と、家族で何度も笑ったものです。
この差を見て、チワワの適温の幅は本当に狭いのだと実感しました。
チワワの適温についてよくある質問
- 留守番中もエアコンをつけたほうがいいですか?
-
夏はつけておくほうが安心と言われています。室温は天気や時間帯で急に上がるため、帰宅するまで誰も気づけないのが理由です。
- 扇風機だけでも大丈夫ですか?
-
扇風機は風を送るだけで、室温そのものは下がりません。閉め切った部屋では、エアコンとあわせて使うほうが安全でしょう。
- 冬に服を着せれば暖房は弱くてもいいですか?
-
服は体温の低下を防ぐ助けにはなりますが、暖房の代わりにはなりません。室温を整えたうえで、補助として使いましょう。
- 震えているのは寒いからですか?
-
寒さ以外に、緊張・痛み・低血糖などでも震えることがあります。暖かい部屋でも震えが続くときは、自己判断せず動物病院に相談してください。
まとめ:チワワの適温は何度?
- 夏は25〜28℃、冬は20〜22℃が目安 ── 快適な幅は8℃ほどしかありません
- 湿度は50〜60%を意識する ── 梅雨どきは室温が同じでも体感がまるで違いました
- 数字よりその子のサインで判断する ── ハアハアが続く、丸まって動かないは分かりやすい合図でした
- 年齢で目安は変わる ── シニア期のぽぽは、若いころと同じ部屋で寒そうにしていました
- 迷ったら、温湿度計を床から30cmに置くところから ── 設定温度をいじる前に、その子がいる場所の温度を知るのが一番の近道です
この記事が、エアコンの設定に迷ったときの手がかりになればうれしいです。
季節ごとの具体的な対策は、夏の暑さ対策と冬の寒がり対策もあわせてどうぞ。

